Part25. ③絶対に知っていてほしい!「出産後」~パニック発作の再発症~

教訓:出産も産後も、油断しないで!誰かに甘えてもいい!!

出産後の翌日、個室でだるい体をベッドに横たえながら過ごしていました。元夫は、相変わらず、携帯で友達と話したり、ゲームをしたり、外へタバコを吸いに行ったり…確かに、何もできないのかもしれないけど、こんな時こそ、少しでも思いやりが欲しかったです。この時は、そんな贅沢なこと(=この時の私の錯覚)を諦めていましたが…。

そして、あの日のことは、今も忘れられません…

その夜、深夜2時頃に目が覚め、寝られなくなりました…軽くパニックを起こし、元々、パニック障害を患っていた経験もあり、それが戻ってきました…パニックはどんどんひどい状態に陥り、両親に電話しましたが、私のことで相当疲労していたのだと思います…何度コールしても出ませんでした。元夫に電話すると、今は、友人が来て自宅で飲酒しているから行けない…とのこと。私も、飲酒運転をしてほしくないので、それなら大丈夫…と言って電話を切りました。もう、頼れる人はいない…と絶望し、個室をウロウロしても不安な気持ちが押し寄せてきて、どうしようもなくて、いわゆる、ナースステーションのような、看護師さんが一人だけいる詰所へ向かっていました。

でも、この看護師さんが、また…。「赤ちゃんに会いたくなったの?赤ちゃんを部屋に連れて行けば落ち着くんじゃないの?」と、パニック状態の私には、心無い言葉でした。そうではなくて、ただ、誰かほかの人と一緒にいたかった…自分を保つために話がしたかった…それだけでした。この状態で、赤ちゃんを連れて行くなんて、恐ろしいことはありません。結局、看護師さんの言葉や態度に失望して、自室へ戻りましたが、パニックは、もう限界でした…。

結局、どうしたか…。藁にもすがる思いで、プライベートでも親しくしている会社の先輩に連絡しました。そして、私の気持ちが収まるまで、おおよそ3時間も電話をつないで、話をしてくれました。翌日も、仕事なのに…この先輩にも、感謝してもしきれません!このとき、先輩がいなかったら…と考えると、自分がどうなっていたか分かりません。

パニック状態から一夜あけ…

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