Part23. ①絶対に知っていてほしい!「出産直後」~こんなこともある…~

教訓:出産は命がけ!様々な事例を知り、もしもの時に備える!

待ちに待った可愛い赤ちゃんは、綺麗にしてもらうため看護師さんが連れて行きました。

では、出産直後に残された私は……どうなったのか。産婦人科医の先生は、いったん退席後、助産師さん②が、私の胎盤を「ドゥルッ」っと出してくれる準備をしてくれていましたが、その助産師さん②の様子が、少し気になりました。

突然、「やはり、先生を呼んでくるわね。ちょっと、上手く出そうにないから、何かあったらいけないから、待っていてね。」と言い残し、しばらくして、先生とともにやってきました。

※ここからは、少々グロテスクな部分がありますので、ご注意ください。ただし、知っていれば何とかなったかもしれない…こういう事例もあるということを、妊婦さんや、そのご家族の頭の片隅に置いてもらいたいので書きました。

ここからが、実に原始的(?!)でした。先生も、引っ張てくれたようですが、やはり出なかったようで、…なんと、赤ちゃんが出てきたところに、再度、手~腕を入れて、私のお腹から胎盤をかき出すという荒業に出ました。「ちょっと、痛いよ、さっきより痛いかもしれないけど、頑張ってね!」の声と同時に、「スボッ」と、先生は、何度、腕の奥まで手を入れてかき出したことか…。

「これで、胎盤は残っていないと思うけれど…」ということで、処置は終わりました…ではなかったのです。次は、大量出血の始まりでした………まず私の身体に起きたのは、極度の体温低下でした。寒いはずのない分娩室で、ブルブルと震え始ました。そして、次に起きたのが、意識レベルの低下でした。もう、朦朧として、意識が飛んでいきそうで、多分、少しの間、意識をなくしていたと思います。

コメント