Part21. 彼の退職と新婚旅行編 ~お金はどうするの?突然の退職~

教訓:大切にされていないと感じたら、今すぐにでも別れる勇気を持つこと!

今、この仕事をこのまましていたら、新婚旅行に行けないから、いったん辞める。」という理由で、結婚後~マイホーム購入過程の間に、1年程続けていた仕事を、突然、辞めてしまいました。

????また仕事を辞めた???あんなに、一生懸命に働いていたから改心したと思っていたのに…のちに、父親は大変に落胆していました。“ブラジル人”というレッテルを貼る人は多くいましたが、父親は、彼という人を見ていてくれました…それなのに…私は、父親を騙してしまったような気がしました。それ以降、父親は、彼の前では態度で示しませんでしたが、彼を見捨てていたと思います。

そして、はりきって仕事を辞めた後の新婚旅行先は…国内でした。どこへ行ったって、大好きな人と一緒に旅行できるのですから、一般的には幸せなものなのでしょう。

とは言え、私の場合、新婚旅行なんて夢の話とは程遠いような旅行でした。

まず、レンタカーを運転している間も(どちらが運転している間も)、常に、ハンズフリーでブラジルの友人と通話して、ホテルへ帰っても、PCを持ち込んでオンラインゲームと通話に夢中でした。食事中は、YouTubeを携帯で見て…“これって、私がいなくても一人で旅行できたんじゃないの?”と思い悲しい気持ちになりました。もちろん、彼には、「こういうことは止めて!」と伝えましたが、あまり改善しませんでした。

こうして彼に対する不満が、毎日毎日、積み重なっていきました…でも、そんな不満があっても、“彼のことを愛しているのだから…我慢しなくてはならない”という錯覚に陥ってました。

毎回退職した後、彼は、金銭的にどうしていたか……失業保険をあてに、計算してから仕事を辞めていました。そして、失業保険を最大限に活用していました。ある時なんて、知り合いの自営業のブラジル人の方に、「自分がここで働いていたことを証明してもらう。」と言ってお願いしに行ったものの、見事に断られていました…本人は、証明してもらえるつもりで行ったので、あり得ないくらいに怒っていました…。

それこそ、食費や光熱費、家のローンなどの生活費は、私が計算して折半にしていましたが、いくら折半にしても割には合わないほど、無駄なものや身の丈に合わないものを購入したりしていました…そして、彼が実際に支払った住宅ローンは、スズメの涙ほどのものでしたが、「払った!」とあたかも、数十万も支払っているかのように離婚調停の時も、主張していました……。

 

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