教訓:自分を大切にできない人と一緒にいたら、親が悲しむことを忘れないで!
彼は、とうとう日本へ戻ってきました。
彼は、もう戻ってこないのでは…と心のどこかで思っていたので、少し驚きました。
そして、ここから、私の内面が壊れていきます。
彼は、用意したアパートは気に入ってくれましたが、机、イス、ベッド、必要最低限の生活用品以外に、まだ不足しているものがあったため、早速、リユースショップへ買い物に行こうと連れ出されました。
リユースショップで買うの!?
新しい生活なのに、リユースショップなんだ。…という私の価値観のズレからスタートをきりました。
他にも…
「えっ?テーブルじゃなくて、ベッドで食事するの?」(アパートのテーブルで彼と食事したことは一度もありませんでした。)
「えっ?たまに、母国料理が食べたくて、自分で調理してくれるのは良いけど、キッチンはグチャグチャのまま?」
「え?あなたに言われたとおり、野菜を切ったのに、そんなに不機嫌になって文句言う?」
「え?仕事もしてないのに、また、友達とクラブへ行くの?」
「え?クラブへ一緒に行こう?私が好きじゃないの知ってるのに、何でそんなこと言うの?」(何度か一緒に行きましたが、結局、私は独りぼっちになって、寒い真夜中、泣きながら外をさまよったこともあります。彼は、何で楽しめないのか?と言い放ち、私の心配など皆無でした。)
「え?真夜中、私は寝ているのに、クラブの帰りに車で迎えに来てほしい…って、私、タクシードライバーじゃないけど。」
「え?いつまてニートでいるつもりなの?」
「え?あなた、ニートなのに、毎日毎日、フルタイムで残業して帰宅する私に、夕食作れって…あなたは、1日何しているの?」
「え?ニート期間、何ヶ月経つの?」
「え?ニートだから?毎日、オンラインゲームを朝方まで、いや、私の出勤後までやって、寝るのは昼…いい歳した大人が何やってんの?」
…………………….こんなこと、言い出せばキリがありません。しかも、付き合っている頃から分かっていましたが、彼は、かなりの、沸騰湯沸かし器人間でした。少し気に入らないことがあると、誰彼構わず、当たり屋のようにインネンをつけていました。
それじゃあ、すぐに別れればいいじゃん…って思いますよね。
それでも、別れられなかったのは、彼の優しい面、幼い面、ほってはおけ内面があったから……何より、そんな理由で別れられないという私自身の感覚が麻痺していたからでした。
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