Part10. 嵐のような出来事の真相⑥~一本の電話~

教訓:本当に大切なのは、恋する相手ではなく自分!

数日後、彼から、また連絡がありました。

やはり、私と別れることは出来ないと…

ただ、私としては、これから生まれてくる彼の子どもを1番に考え、別れることが最善であると説得し続けました。

そんなやり取りが繰り返され、色々とあり、彼に、強く別れを告げました。もう、二度と会うことはないと…連絡も一切しないでくれと。

その後、何日も、何度も、彼から着信がありましたが、無視し続けました。

すると、ある夜中、突然、彼の母親から電話がありました……かなり慌てた様子で、悲しい声でした…

この時の私は、まだ、ブラジルの言語(=ポルトガル語)があまり出来ない状態でしたが、何が起こったかは理解できました。

彼の母親からの話は、こうでした。

・あなたから別れを告げられ、息子は相当なダメージを受けていた。

・そして、今さっき、精神薬を大量に摂取して、相当に危険な状態である。

救急車で搬送され、今は、手術室で、摂取した薬を抜く治療を受けている。

息子に、どうか会いに来てくれないか。

 

……..私は、こんな状態になったのは自分のせいだ…と自分を責めました。そして、ブラジルへ行くことを決めました。

 

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