教訓:相手を守ってあげたいという母性は、愛することとは違う!
彼の実直さや、優しさ、正直なところ、無邪気なところ、守ってあげたいところ、直してあげたいところ…全部大好きでした。
今思えば、この頃は「好き」という気持ちが何なのか分からなくなっていました。
「好き…とは?」「彼の何が好きなのか?」「同情の気持ちはないか?」「本当に愛されているのか?」「依存心はないか?」「一緒になって、明るい未来があるのか。」「無償の愛とは?」…こうしたことに、きちんと向き合っていれば、気づけていたかもしれません。
しかし、恋は盲目…とはこのことでした。彼に対する気持ちに対して、全てが麻痺してしまっていました。実体験があるからこそ、間違った恋に走ってしまっている方に伝えたいのです。あんなに、辛くて苦しくて、他の人にも迷惑をかけるような経験は、誰にもしてほしくない!!んです。
そして、彼も、私も、止まることが出来なくなっていました。
この頃は、彼のアパートに出入りするようになっており、そこで、私は、エコー写真を目にしました。
彼の夫婦仲のことを考えて、まさか……と思いながら尋ねると、「親友から送られてきたものだよ。彼とは、幼いころから寝食ともにするくらいの中なんだ。知っているでしょ。」と返事がありました。
彼のことを100%信頼していた私は、それで納得しました。
そして、私たちは結婚前提での付き合いを始めており、彼は、奥さんとの離婚の手続きをはじめ、身辺整理をするために一度、母国に帰国するということになりました。
コメント