Part.6 嵐のような出来事の真相②~自分への嫌悪感~

教訓:「もう二度としない」は、何度も繰り返す人間の上等文句!

私は、…不倫だと知り、非道徳的なことをしている自分に対して大きな嫌悪感を持ちました。これまでの自分が崩れていくような気持ちで一杯でした。

そして、数回会った後に、彼に別れを告げました。

奥さんに失礼なことをしているし、これは重罪です!別れるべきです!

こんなやり取りを重ねるうちに、彼が、感情に任せて、私の携帯を取り上げたことがありました。

私は、そんなことに構わず、彼から離れたい一心で、自分の車に乗りこみ、自宅へ車を走らせました。

よく雨の降る夕刻でした。

自宅へ到着し、駐車し終えると、彼が、帰宅途中の母と何やら駐車場付近で話しているところに遭遇しました。

!?…母に、「ごめんなさい、ごめんなさい。」と懇願している彼の姿がありました。

母曰く、「喧嘩して私の携帯を取り上げてしまったが、返しに来ました。もう二度としないから許してください。」という内容のようでした。

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