Part.19 ひどい悪阻~一人で乗り越えた悪阻~

教訓:子どもに、親の反面教師を求めることはおかしい!

嬉しい妊娠の先に、待っていた難関は、ひどい悪阻でした。ある日突然、倦怠感で身体を起こすことすら困難になりました。そして、頭痛や嘔吐に苦労しました。

このため、仕事は診断書が出て自宅静養になりましたが、彼が、自分の行動を改めることはありませんでした。そもそも、1年近く働いていた所を退職後、次の仕事をする気はなく、またもニートとなっていました。(この退職については、後日お話しします。「Part21. 彼の退職と新婚旅行 編 ~お金はどうするの?突然の退職~」)

そして、彼の日課と言えば、相変わらず昼夜逆転した生活を送り、オンラインゲーム三昧、通話三昧、タバコ三昧、週末は友人とクラブへ出かけ三昧、夜遅くに友人を数人招いて大きな声でお酒を飲んで騒ぎ三昧(聞こえてきたのは、彼の声ばかり…)…

私は…と言えば、この頃は、マイホームを建てていたので(この話も後日します…「Part20. マイホーム購入 編 ~一人で建てたマイホーム~」)、2階のベッドに横になって毎日過ごしていました。食欲もないので、唯一食べれたスイカを細々と食べながら生きていました

妊娠は、私が望んでいたことで、赤ちゃんのためなら、辛さも我慢できましたが、彼のデリカシーの無さには、我慢の限界でした。特に、大きな声でバカ騒ぎされるのが一番、我慢できず「静かにして!!」と強く注意した覚えがあります。

そして、こんな人間が、父親になることができるのか…という不安は常にありましたが、彼に精神的に支配されていた私は、都合よく「父親の姿を反面教師にして、しっかりした子どもに育つだろう」と安易に考えていました。

 

コメント